在留資格『介護』の創設について

介護福祉士の資格を有する外国人が介護施設等との契約に基づいて介護(又は介護の指導)の業務に従事するための在留資格が平成29年9月1日より創設されます。

在留資格「介護」の対象者は,日本の介護福祉士養成施設(都道府県知事が指定する専門学校等)を卒業し,介護福祉士の資格を取得した方です。

施行日までの特例措置として平成29年4月から施行日までの間に,介護又は介護の指導を行う業務(在留資格「介護」に該当する活動)を開始しようとする外国人から,在留資格変更許可申請又は上陸申請があった場合には,在留資格「特定活動」(告示外)を許可することにより,介護福祉士として就労することが認められます。

特例措置の対象者は施行日までに社会福祉士及び介護福祉士法(昭和62年法律第30号)第39条第1号から第3号までに規定する文部科学大臣及び厚生労働大臣の指定した学校又は都道府県知事の指定した養成施設(以下「介護福祉士養成施設等」という。)を卒業する者及び既に介護福祉士養成施設等を卒業した方です。

 在留資格「介護」の在留期間は,5年,3年,1年又は3月です。

在留資格『介護』取得までの流れ

外国人留学生として入国
介護福祉士養成施設で修学(2年以上)
介護福祉士の国家資格取得
在留資格「留学」から「介護」へ在留資格変更許可申請
介護福祉士として業務従事
 
 平成29年度より,養成施設卒業者も国家試験合格が必要となります。ただし,平成33年度までの卒業者には卒業後5年間の経過措置が設けられています。
 
一旦帰国した上で,「介護」の在留資格で新規入国することも可能です。   「介護」の在留資格認定証明書の交付申請の受付は,平成29年6月1日から開始します。ただし,「介護」の在留資格で新規入国することができるようになるのは,平成29年9月1日からとなります。
 
 福岡県内の指定介護福祉士養成施設一覧 
  福岡介護福祉専門学校
  介護福祉科       
 2年 
  北九州保育福祉専門学校
  介護福祉科 
 2年
  平岡介護福祉専門学校
  介護福祉科
 2年
  麻生医療福祉&観光カレッジ
  介護福祉科
 2年
  麻生医療福祉専門学校福岡校
  介護福祉科
 2年
  麻生医療福祉専門学校福岡校
  ソーシャルワーカー科 
 3年
  福岡医療秘書福祉専門学校
  介護福祉科 
 2年
  大原保育医療福祉専門学校
  介護福祉科
 2年
  大川看護福祉専門学校
  介護福祉科
 2年
  九州医療スポーツ専門学校
  生涯スポーツトレーナー介護福祉学科
 2年
 九州大谷短期大学
 福祉学科
 2年
 福岡医療短期大学
 保健福祉学科
 2年
 西日本短期大学
 社会福祉学科
 2年
 
 
在留資格「留学」から「介護」在留資格変更許可申請に必要な書類
   
(1)在留資格変更許可申請書 1通     
    
(2)写真(縦4cm×横3cm)  1葉        
    
(3)パスポート及び在留カード  
    
(4)介護福祉士養成施設等の卒業証明書(又は卒業見込証明書)     
    
(5)介護福祉士登録証(写し)     
    
(6)労働条件及び従事する業務内容を明らかにする文書(雇用契約書等)     
    
(7)勤務する機関の概要を明らかにする資料
 
 

偽装滞在者対策の強化について

   
  偽装滞在者への対策を強化するための改正が行われました。平成29年1月1日施行